25/12/2024





2日目、朝からとんでもないことが起こった

オーナーが死んでいた。

ただの死ではなく、何者かに殺された。
その身をなにかに捧げるような、目的を持った者によって行われた殺し。

まさか、こんな機会に遭遇するなんて思わなかったわ。

……嘘ね、
本当は少しだけなにかが起こる気がしていた。

100年、12人、後ろ暗いホテル__

あまりに舞台が整い過ぎていて
登場人物になった今も、まさか、とは思っているけどね。
そしてこれは、はじまりに過ぎない。
多分、私の考えている事件と同じ事が再び始まったのだとしたら
悪夢のようね……

これから何人も、殺されることになる。

誰が狂った狼か分からない村で、占い師なんてバレたら狼に殺されるのはゲームの鉄板でしょ?
私は私の武器を隠して、行動する。

せめてできる限り犠牲者を出さないために、外と繋がらないといけないのにお決まりの
・猛吹雪
・電話が繋がらない
そこまでミステリー小説に沿わなくても、いいんじゃないかしらね?
逆に陳腐じゃない?

どの道、待つだけならあの事件と同じ結末を辿るのなんて火を見るより明らか……それより酷いかも。
今度は、一人も生き残らないかもしれない。

でもそんな子羊の役なんて、ご冗談ね
大人しく順番を震えながら待ってるわけないじゃない。

情報を持っている私が今回はここにいる
歴史は繰り返させないわ。

これから準備をして街に出るの。
警察に知らせて……もし、私が狼に狩られたとしても、この情報だけでも渡るように。


やだ、私の愛する読者の皆様方?
もしかして心配してるかしら
でもね、みすみす狩られはしない。

必ず
このホテルの闇を
作られた白よりも明るい、白日に晒してやるから。

ちょっと予定と違うけど、華やかなクリスマスより私の読者ならどきどきするでしょ?




これは万が一に備えて予約投稿になってる。
続報があれば、この一文を消して
もしものことがあれば、このまま皆に届けるわね。

私の美学に反するけど
正確さより
時には現場のリアリティが大事ってこと

それじゃあ、親愛なる読者の皆?
無事を祈っていてくれたら嬉しいわ。



メリークリスマス
xxx